[KineJapan] Ito Shiori Marches On

Maria Jose Gonzalez tkarsavina at yahoo.com
Thu Feb 20 00:02:42 EST 2025


 Or this... Not good at all....Shiori Ito's claim that she obtained the hotel footage for $4,000, completely denied by her former legal team 
"Ito explained in interviews with foreign media and elsewhere that she paid the hotel $4,000 to obtain footage from the hotel's security cameras and used it in his film, and that she had the faces of the people in the footage blurred out. Questions asked: ‘Is it possible to buy the footage from the hotel with money? Where does the footage belong after the judgment is finalised? There seems to be a notion that it is public material’.
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a792d57723be88b3f27f5d75577bc71b1e672dc




    On Thursday, 20 February 2025 at 04:47:21 AM GMT+9, Markus Nornes via KineJapan <kinejapan at mailman.yale.edu> wrote:  
 
 I just read a powerful FB post by Mikami Chie, one of the best documentary filmmakers in Japan. I’ll paste it below. She also deals with controversial subject matter, and came out of journalism. Hearing her speak about her work, she retains a journalistic identity while making her independent films. 

M

私は
お行儀がいい人が
ドキュメンタリー監督に向いている
とは思わない
ルールを守らない人は
根本的にジャーナリスト失格、
というような言説にも
鼻白らむ感がある
正義感がある
だけではなく
半分グレーな領域もいくし
ときにはハイエナ根性も必要
プライドを捨てて
人のおこぼれをもらってでも
ネタに食いついて
人に見られたくないカッコ悪い場面が
たくさんあるのが
この仕事だと思っている
後ろ指刺されたくない人は
清廉潔白が好きな人は
記者なんか辞めちまえ、と
後輩に言ってきたような時代の
わたしは報道人である
くだんの映画だが
このチャレンジングで
身を挺したことを
最大の売りにしている覚悟の映画で
潔白ではない
問題を孕むシーンが
いくつも指摘されるのも
作り手は織り込み済み
なのだと思う
だから一つ一つのシーンの
評価については
多くの人が指摘している
正しさは正しいし
私も、確かにそうだよね、とはなる
使わないでも作れたよね、とか
無難な意見も言える
でもこの話、私には
なにか違うモヤモヤが
付き纏って離れない
仮にそれぞれに使用した場面が
正しくなくても
その論争が盛り上がればあがるほど
この映画は見たいと思う人は
減るどころか増えて行くという
性質がある
載せられてる気もする
オスカーの栄光か、それともー
という見出しに加えて
あの伊藤詩織が
あの望月衣塑子をー
というリードが踊るこの展開
ここまで来ると
いやらしさが鼻につく
これは、監督サイドの
意図的な戦略ではなのか?
アメリカサイドのプロデューサーとか配給側の
炎上は最大の営業、とする
肝の座り方なのか、とか
でもそれは
伊藤詩織さんの本意なのか?
と考えあぐねていた
けれども
元々、真っ先に詩織さんの取材に
駆けつけてくれてから
長く友人関係にあった
望月記者個人を訴えるという
この段階にきて
これはモンスターだな、と思った
それこそ報道人であれは
間違った記事に腹を立て
必要なら法的手段にというのは
あるかもしれない
であれば訴える相手は
東京新聞だろう
なぜ望月記者個人にしたのか?
それは
伊藤詩織VS望月衣塑子
という構図はショッキングで
リベラル派は仰天して
ため息をついて
なんでこんなことにー?と
話題で持ちきりになり
元々2人に興味がない向きにも
無責任に楽しめる
キャットファイトに映り
その話題の映画を
見てみてえもんだ、となる
元々セルフプロデュース力が
群を抜いているし
使えるものは総動員して
自身の苦難の道のりを
どんなことをしてでも
昇華させてみせるという
ハングリー精神は
凄いと思う
だとしても、だ。
私は個人的に
女友達を利用する女
女友達を裏切る女、が
毛虫の次に嫌いだ
長年苦楽を共にした
女性弁護士たちの
あの怒りに震える会見をみて
背中に冷たいものが走った
望月さんは二日前のアークタイムスで
涙ぐんでいたが
彼女は大事にするべき人を
大事にしていない、と
私は判断する
これが無名の男性記者であれば
個人を訴えたか?
名誉毀損されたことよりも
名誉毀損をも映画への注目を集める
手段にするために
注目を集められる望月さんだからこそ
踏み込んだのではないか?
またこのことで
20日に外国人記者クラブで
海外に向けて会見を開くという
得意の英語で
海外からの賞賛をバックに
彼女のペースを守り抜くのだろう
他の人が海外での伊藤さんの発言を
まとめた記事を読んだが
日本で映画が公開できない理由
についても
まだまだ保守的で、、のような
人権後進国的なニュアンスで
語られていたようだ
片っ端から
海外の映画祭に応募して
たくさんの賞を取って
話題を集めて
幾多の困難を蹴散らして
日本に逆上陸を果たすという
劇場型の公開計画の
最後の段階にきている今
オスカーの発表が迫る
このタイミングでの英語の記者会見
きっと日本人記者も
いつもの倍は来るだろう
ワールドワイドで賛否が渦巻く
さらに上映国が増える
TBS記者の悪事は万里を走る
加害者への復讐は
過去に例がない破壊力を持つ
ドキュメンタリー映画を使って
ここまで成し遂げるとは
私の想像を完全に超えている
モンスターだ
いや、
モンスターになったのだろう
映画論とかドキュメンタリー論が
飛び交う時空とは別のところに
この話は根を生やしている

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