[KineJapan] Fwd: Waseda Silent Film Symposium デジタル時代のサイレント映画:映画『カツベン!』を事例に

Aaron Gerow aaron.gerow at yale.edu
Mon Nov 18 10:39:30 EST 2019


Waseda will host a symposium on November 23 on silent cinema in the digital age.

> 映画上映とシンポジウム「デジタル時代のサイレント映画:映画『カツベン!』を事例に」
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> 日時 2019年11月23日(土・祝)14:00~16:30(開場 13:30)
> 会場 早稲田大学 小野記念講堂
> ※参加無料・事前予約不要
> http://www.waseda.jp/prj-kyodo-enpaku/activity/2019_1123.html
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> 【開催趣旨】
> デジタル撮影・デジタル上映が一般化した昨今、デジタル技術は映像表現にとってますます欠かせないものとなっています。新作映画の場合、撮影時に映り込んだ電信柱や飛行機を消去することからCG合成にいたるまで、近未来の世界を表すにも過去の歴史を再現するのにも様々なデジタル技術が活用されています。また、過去の映画作品の場合にも、色調の補正からフィルムの傷の除去まで、やはり様々な修復のためにデジタル技術が応用されています。従来は古い映像といえばセピア色、画面ノイズがイメージされたものですが、近年はデジタルリマスターによる鮮明な映像で往年の名画が再上映される機会も少なくありません。「過去の映画」のイメージやリアリティもまた、デジタル技術によって変容しつつあるといえそうです。この催しでは映画の上映とシンポジウムにより、「過去の映画」のイメージやリアリティが現在どのようにデジタル技術と交差しているのかを討議します。第1部では、演劇博物館所蔵の『雷門大火 血染の纏』を取り上げ、1910年代の標準だった複数の弁士の掛け合いと邦楽を伴っての上映を試みます。第2部はサイレント映画の上映空間を現代に甦らせた映画『カツベン!』(周防正行監督、2019年12月公開)を手がかりに、過去の映像文化の再現、そしてアーカイブにおける映像文化の復元など「過去の映画」の現在をめぐって多角的に議論します。
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> 【プログラム】
> 第1部 声色弁士と囃子鳴物による映画上映
>    「1910年代のサイレント映画上映」
> ・上映作品:雷門大火 血染の纏(1916年、45分、演劇博物館所蔵) 
> ・出演者:片岡一郎・山城秀之・山内菜々子(活動写真弁士)、堅田喜三代・
>      小輪瀬光代・鳳聲千晴(邦楽演奏家)
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> 第2部 シンポジウム「デジタル技術と「過去の映画」の再現」
> ・登壇者: 野口光一、大傍正規、片岡一郎
> ・司会:柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館)
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> 主催 早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
> 助成 平成31年度 文化庁 美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業 舞台芸術・芸能関係映像のデジタル保存・活用に関する調査研究事業
> 問い合わせ 早稲田大学演劇博物館 kyodo-enpaku at list.waseda.jp



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